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株式会社E-DESIGN

ABOUT 会社紹介

プログラムとデザインの新しいバランスを求めて

E-DESIGNは、2000年に忽那裕樹と長濵伸貴のパートナーシップによって設立されたランドスケープデザイン事務所です。街づくりから庭園にいたる幅広い領域を対象として、ランドスケープデザインの視点から、環境のプログラムとデザインの新しいバランスを求めた空間づくりを目指しています。その実規に向けて、プロジェクトごとに事務所を核とした様々な分野とのコラボレーションを遂行するプラットフォ-ム型の計画設計スタイルを確立しています。 現在、都市再開発計画、住宅地計画、リゾート計画、大学キャンパス計画などの大規模開発プロジェクトによる「大きな風景づくり」から、街角広場、商業モール、屋上庭園などのヒューマンスケールのプロジェクトによる「小さな場所づくり」まで、すべての屋外空間領域にわたる多数のランドスケープデザイン・プロジェクトが国内および海外において進行中です。また、環境プログラム開発の視点から、緑からの街づくり活動や環境教育などランドスケープデザインを取り巻く周辺領域にも積極的に携わっています。

BUSINESS 事業内容

私たちがつくった場所を、人々が活用し、暮らし、育んでいく……常に進行形で変容する屋外空間こそ、私たちの目指すところである。

ランドスケープデザイン・まちづくり事業
1.景観・環境計画及び設計 2.造園に関わる計画及び設計 3.建築・インテリアに関わる計画及び設計 4.上記に関わる工事監理、施工及び保守等 5.前各号に附帯する一切の業務
ブランチ大津京 近江神宮外苑公園
公園の中の商業施設 滋賀県大津市にある近江神宮外苑公園内に設置されていた大津びわこ競輪場跡地をPFI事業により市民の新たな賑わいの場所として整備した。公園と商業施設を民間事業者が一体的に整備し、公園の竣工後、大津市に移管した。 公園の中を散策するように回遊する商業施設を目指し、屋外空間に3つのコンセプトを掲げた。 Experience Plaza -コトを楽しむオープンスペース- Wellness Park -緑を感じながら体を動かすスポーツ拠点- Lifestyle Plaza -新しい大津の楽しみ方を届けるライフスタイル&アウトドア- 店舗からの賑わいがにじみ出す「屋外ルーム」と緑豊かな「パティオ」を連続して展開することで、歩く人を楽しませる仕掛けづくりを行った。約7,800㎡の広大な芝生広場に対し、緩やかなマウンドや四季折々に表情を変える樹木の名所をつくることにより人々の居場所を創出している。 ショッピングの合間に子供が遊び、親が見守ることができる「まんまる広場」 芝生広場を観客席としたイベントステージになる「さんかく広場」 アウトドアエリアのシンボルとしての池と噴水の「びわっこ広場」 健康的な活動を誘発するストリートファニチャーやサッカーコートを備えた「ブランチパーク」 それぞれの屋外空間は親しみを込めた愛称が付けられ人々の活動の場となっている。
水都大阪フェス「水と光のまちづくり」
水辺を使いこなして楽しみを分かちあうまちづくり 大阪の都市力の向上(水と光のまちづくり構想) 大阪府、大阪市、経済界で推進されている「水と光のまちづくり構想」において、①シビックプライドの向上、②滞在型観光集客、③経済活性化という将来像が設定され、大阪が誇るべき資産である「水の回廊(土佐堀川・堂島川、木津川、東横堀川、道頓堀川)」を活用して、都心を再生するまちづくりが進められている。その将来像を具現化する取り組みが水都大阪フェスであり、2009年からの継続発展事業として実施された。当社は2009年より水都大阪フェスの総合プロデュース、及び運営を行った。2013年以降は、一般社団法人水都大阪パートナーズを立ち上げ、構成員として活動を実施した。 水辺を中心とした都心の再生 水都大阪は、水の回廊を中心に、水辺とまちと人をつなぎながら、大阪の魅力を創造し、あるいは再発見しながら、「水辺での楽しみを分かち合う」ことを目標としている。 公園や河川等の公共空間を使いこなす(ソフト展開により、風景を一変させる) 公共的な空間で自分たちの活動を発表したいと思っている府民市民、あるいは公益性の高いビジネスを展開したいと考えている企業は多い。このニーズに応えるため、水都大阪フェスでは、計画運営チームと管理者(行政)チームとが、綿密に連携し合い、社会実験的に府民市民・企業等のニーズに応える体制を整えた。それにより、これまでは公共のルール等の理由から、実施が難しいとされた府民市民のプログラムや、企業主体のビジネスモデル活動が多数実現されている。さらに、新たな体制により、市民や企業の新たな活動が生まれることで、水辺空間を使いこなす人々が圧倒的に増え、水辺の風景が一変した。 府民市民との協働(ボランティア) 水都大阪フェスでは、府民市民からなるボランティアの育成に注力している。サポーター・レポーターと呼ばれるボランティアは、高いホスピタリティを持って様々なプログラムを支援したり、独自の情報を来場者に届けたりすることが役割である。この活動を通じ、大阪という地域性のすばらしさを伝え、「大阪の水辺を中心としたまちに誇りと愛着を持つ」人々を増やしていこうとしている。
近畿大学 「洗心の庭」
学生生活を彩る芝生の舞台 大学キャンパスにおける、中庭のリニューアルプロジェクト。大学キャンパスイメージを良質な物にしたいという大学側の強い思いを受け、緑の美しい環境を創り出すことと、学生たちが様々なスタイルで活動し、その姿が魅力的に見えることを大切にしたいと考えた。 近畿大学ではキャンパス環境を『近大の杜』として様々な樹木を植栽してきており、今では建築を越える高さにまで達しているものも少なくない。それらをできる限り引き継ぎ、取り囲む校舎と合わせて「環境の器」とし、学生が集う舞台として芝生の空間を滑り込ませた。 講義室や図書館、食堂、店舗等に囲まれ、事務室や応接室にも面したこの中庭は、昼休みの食事や休憩をはじめ、学生や来訪者が行き交う場所である。そこで、彼らが中庭を利用する「きっかけ」が必要であると考えた。建築に囲まれた中庭という植物の生育には難しい点を解決しつつ、利用のきっかけとして、思い思いに座ることができる場所を多く設けている。 既存樹木としてクスノキ、ケヤキ、スダジイ、キンモクセがあり、それらの地盤は同じ高さではないため、アールを持った石積みウォールを差し込むことで、高さを調整すると同時に多様な座り方と集い方を提供している。素材には、雲竜木端という粘板岩を使い、積み上げることで質感のある特徴的な印象を持たせ、端部と天端を花崗岩のフレームにおさめることで、座ったり寝転んだりすることができる場所となっている。また、芝生の広場を支える白い基壇は、通路と中庭との高低差を調整するとともに、歩く人を眺めながら座る場所としても学生たちに利用されている。 完成後も植栽管理等を通して、少しずつ更新していくことを試みている。大学の行事に合わせて四季折々の草花を提供するプログラムを提案するなど、デザインだけではない多様な関わりを持ち続けている。

WORK 仕事紹介

まちづくりの視点から、公園の管理運営をおこなう

草津川跡地公園
かつて天井川であった旧草津川は、草津川跡地公園として生まれ変わり、市民の憩いの場として、また市民活動の場として、草津市を代表する公園へと変化しました。 我々は草津川跡地公園の設計時から関わっており、「みんなが使いたい、使いやすい」を徹底するため、市民WS、ガーデニングサークルWS、隣接地住民WSなど、属性ごとのWSをおこないデザインを実施しています。 ◆草津川跡地公園を支える3つの軸 ①植栽管理 草津川跡地公園は、四季折々様々な植栽が楽しめる美しいガーデンが特徴です。開園から5年が経過し、樹木の、生育状況に応じた剪定や補植をおこない環境基盤を整えることに加え、風景としての美しさ、みどりへの親しみやすさ、使いやすさを市民協働により探求し続けています。 ②市民活動 市民活動支援の専属のコーディネーターが常駐し、市民とともに草津川跡地公園での活動づくりに取り組んでいます。日常的に専属のコーディネーターが公園にいることで、市民が気軽に公園に立ち寄り、活動相談や仲間集め、日常的なコミュニケーションを図ることができ、安心して活動に取り組むことができます。2021年は4月から12月までの間に98もの市民活動プログラムが実施されました。 ③自主事業 公園の管理者である指定管理者は、より市民に愛される公園へと育てていくことや、美しい公園を管理運営するための財源の確立が求められています。自主事業による収益を生み公園に還元するスキームによる、さらなる豊かな空間の創出に向けて財源を生み出しています。また、道路使用へのチャレンジなどの、指定管理者が実施のモデルとなり、より使いやすい公園づくりに努めています。

BENEFITS 福利厚生

各種保険

社会保険、雇用保険あり(ただし条件による)

交通費

支給あり(上限あり)